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およそ1300年前、九州に誕生した「西の都」大宰府

「西の都」には、その歴史と魅力を語る、多彩なサブストーリーがあります。

菅原道真公や、歌人でも知られる大伴旅人お城など、
気になるサブストーリーをもとに、現地を巡ってみませんか?

No.1「“天神小路逍遥”~素顔の道真を訪ねて~」
太宰府天満宮に祀られている菅原道真。その歴史をひもとけば、晩年ひとり静かに想いを巡らせる姿と、死後、人びとの崇敬を集めて学問の神となった姿があります。「西の都」の小路を訪ねれば、未だ知られていない“素顔の道真”に出会うことができます。

No.2「“こころの旅人”の原風景」
大宰帥・大伴旅人は、「梅花の宴」を催すなど、「西の都」に華やかな万葉文化を開花させました。また、時には、自らの切ない気持ちを歌に詠むひとりの歌人でした。「西の都」を万葉歌で巡れば、旅人の心の原風景に出会うことができます。

No.3「“いにしえの要塞”」
「西の都」成立以前の7世紀後半、東アジアの動乱の中、防衛の最前線となった筑紫には、山城や土塁による防衛線を巡らせた巨大な要塞が出現しました。“いにしえの要塞”を巡ると、激動の時代から豊かな交流の時代への移ろいを体感できます。

No.4「“神功皇后伝承”を巡る」
筑紫には、神功皇后ゆかりの地名伝承が数多く残されています。伝承は今も多くの謎に包まれており、多くの人びとを惹きつけています。エピソードを読み解きながら伝承地を巡れば、「西の都」の新たな一面を発見することができます。

No.5「東アジア交流の原点」
福岡平野とその周辺地域は、海路で朝鮮半島や中国大陸につながり、古くから東アジアとの交流の歴史を重ね、国際色豊かな文化を育んできました。遥か昔に始まる国際交流の足跡を辿れば、国際都市「西の都」の原点を実感できます。